有価証券報告書をはじめ決算書類に欠かせない注記情報ですが、財務諸表に比べると書籍や他社例を通じて情報を得る機会が多くありません。それは、はじめて開示を担当する皆様にとって悩みの一つではないでしょうか。さらに、非財務情報の重要性が増し財務情報以外の記述情報の充実が注目される中、開示トピックスや動向についても気になります。
会計基準の新設や改正、金融庁が公表する「記述情報の開示に関する原則」「記述情報の開示の好事例集」にみるように、今後ますます注記や記述情報の開示実務対応が重要になっていくのは間違いありません。
そこで本講座は、開示実務にはじめて携わる皆様が、たった半日で「注記」と「記述情報の開示」を効率的にわかりやすく学び、事例や実務対応のポイント解説を通じてすぐに使える知識を身に付けるのを目標に学習します。講座は講師作成によるオリジナルレジュメを中心に進めます。受講にあたっては、お手元に有価証券報告書(自社・他社いずれでも)をご用意いただくと理解が進みやすいのでお勧めします。
【主な解説項目】
1.注記情報の全体像
2.注記種類別・ケース別のポイント留意点
3.最近の注記実務トピックス
4.記述情報の開示概要
5.記述情報の開示事例